司会:
説明:上野、水野
書記:金子
参加者:サポーター16名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
最近の事例から
Zoom
質問:
zoomの"更新を確認"のボタンが消えた
回答:
zoomのサポートページにexeファイルでなく、msiファイルでインストールした場合はボタンが消えることについて解説されていたのでそれを案内した。
zoomの"更新を確認"のボタンが消えた
回答:
zoomのサポートページにexeファイルでなく、msiファイルでインストールした場合はボタンが消えることについて解説されていたのでそれを案内した。
- Zoomの更新ができない場合、結局はアンインストールして再インストールという形になる ( https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0065156#collapsePC ) が、以下詳細な説明
- MSI (Microsoft Windows Installer) バージョンの場合、組織またはZoomの管理者の設定により、「更新を確認」ボタンが非表示になる場合がある。
- EXEバージョンの場合、「更新を確認」ボタンは常に表示される。
- Zoomの日本語ヘルプでは、ショートカットの「ターゲット」フィールドを確認するとMSI/EXEのどちらがインストールされているか確認できる、と書かれているが、英語版Windowsの「Target」は、日本語版Windowsでは「リンク先」と訳されている。「リンク先」フィールドを確認すべき。
- 公式: https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0057975
- ZoomのMSIとEXEの違いについて,結局のところ普通のユーザーはMSIを使うメリットはなくて,EXEを使えば良いということでしょうか?
- 基本的にはそれで困らないはず。https://zoom.us/download から普通にダウンロードするとexe版がダウンロードされます。一方msi版はこのページ下の管理者ダウンロードページに行かないと手に入らないので、msi版を入手した人はわざわざmsi版を入手したことになりますね。
UTokyo Account
質問:
役職が変わって共通IDが新しく発行し直されたが、古い共通IDでのログイン状態が維持されていて、新しい共通IDでWi-Fiアカウントが発行できない。
回答:
同じ人に共通IDが新たに採番されていること自体がおかしいので、手続きの間違いを人事に確認してもらう方針。
役職が変わって共通IDが新しく発行し直されたが、古い共通IDでのログイン状態が維持されていて、新しい共通IDでWi-Fiアカウントが発行できない。
回答:
同じ人に共通IDが新たに採番されていること自体がおかしいので、手続きの間違いを人事に確認してもらう方針。
- 2024年2月の共通IDの一元化以降、既に共通IDを持っている人に新たな共通IDが付与されることはない。
- 現時点で共通IDを複数持っている人は、共通ID一元化以前に学生身分と教職員身分の双方を持っていて、かつ共通ID一元化を希望しなかった人に限られる。
- この条件に当てはまらないのに複数の共通IDを持っている場合、人事手続きの誤りと考えられるので、人事担当への問い合わせを案内する必要がある。
- 今回の場合、過去に学生として在籍していた頃のIDと名寄せされてしまったようです。
質問:
UTokyo Account利用者メニューでパスワードの有効期限が「2999/12/31」と表示されているがこれは一時的なものか、実際の有効期限に関係があるか
回答:
多要素認証を利用している方はUTokyo Accountのパスワードの有効期限が無制限となり、利用者メニューには有効期限が「2999/12/31」と表示されるようになっている。実際の有効期限と表示された期限に関係はないと説明
UTokyo Account利用者メニューでパスワードの有効期限が「2999/12/31」と表示されているがこれは一時的なものか、実際の有効期限に関係があるか
回答:
多要素認証を利用している方はUTokyo Accountのパスワードの有効期限が無制限となり、利用者メニューには有効期限が「2999/12/31」と表示されるようになっている。実際の有効期限と表示された期限に関係はないと説明
- 多要素認証を設定するとUTokyo Accountのパスワードの有効期限が無期限になるが、実装上は2999/12/31までとなっているようである。
質問:
2017年3月に定年退職したが、「UTokyo Accountパスワードの有効期限は2024/12/10です。」とのメールが届いた。対応が必要か
回答:
名誉教授は生涯UTokyoAccountを利用できるため、今後の利用のためには変更が必要であり、現在のPWは初期設定のため、所属部局にPWを確認していただきたいと説明
2017年3月に定年退職したが、「UTokyo Accountパスワードの有効期限は2024/12/10です。」とのメールが届いた。対応が必要か
回答:
名誉教授は生涯UTokyoAccountを利用できるため、今後の利用のためには変更が必要であり、現在のPWは初期設定のため、所属部局にPWを確認していただきたいと説明
- UTokyo Accountのパスワード有効期限切れの場合って、初期化されてしまうんでしたっけ? 利用者メニューにのみ、従前のパスワードで入れるのではなかったでしたっけ。ただいずれにせよ、利用者メニューにログインできないということはパスワードを忘れてしまっているということだと考えると、部局の人事担当に行っていただくのは間違いではないと思います。
- 「PWの変更を試みましたが、ログインできませんでした。」とあるので、一般論として、フィッシングの可能性は検討するとよいと思います。
- 退職後いったんアカウントが無効化されてしまったのでパスワードが初期化されてしまった? しかし通常はそのような運用ではないはず。
UTokyo Accountにおける多要素認証
質問:
MFAのUIの変更でサインイン方法の追加ができない
回答:
認証方法が上限の5個に到達しており、これ以上登録できないので不要なものを消すように案内
その他: ""
MFAのUIの変更でサインイン方法の追加ができない
回答:
認証方法が上限の5個に到達しており、これ以上登録できないので不要なものを消すように案内
その他: ""
- UTokyo Accountの多要素認証では、本人確認方法のうちMicosoft Authenticator や認証アプリ等は最大で5個までしか登録できない仕様
- 多要素認証方法の削除の方法:
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/utokyo_account/mfa/change/#delete - ただし、「既定の方法」と設定されている方法は削除できないため、事前に既定の方法を変更する必要がある
- 既定の方法の変更方法:
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/utokyo_account/mfa/change/#default
質問: 新端末で多要素を設定したが、旧端末に認証が来る。新端末の設定不備か?
古い端末から新端末にデータ移行をした際にMS Authenticatorは自動でインストールされていた。
security-infoでは旧端末はパスワードレスサインインが設定されているとの表示がある(これ自体は問題ないと思われる)
新端末は、旧来のパスワード入力後の通知が来る方の多要素で登録済
さきにパスワードレスがくるので、旧端末にしか通知がいかない→ 新端末の設定不備かと誤解
回答:
特に差し迫って変更は不要。端末を手放すときに削除していただくよう案内した。
古い端末から新端末にデータ移行をした際にMS Authenticatorは自動でインストールされていた。
security-infoでは旧端末はパスワードレスサインインが設定されているとの表示がある(これ自体は問題ないと思われる)
新端末は、旧来のパスワード入力後の通知が来る方の多要素で登録済
さきにパスワードレスがくるので、旧端末にしか通知がいかない→ 新端末の設定不備かと誤解
回答:
特に差し迫って変更は不要。端末を手放すときに削除していただくよう案内した。
- uteleconにおけるパスワードレスの記述:
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/notice/2024/02-utac-auth-improvement#passwordless-signin - パスワード+本人確認方法の多要素でサインインしたい場合は、サインイン時にパスワードレスを一旦キャンセルしてパスワードを用いる方法に切り替える必要がある。
- ちなみに旧端末のパスワードレスサインインを消すのが意外と厄介らしい。現状、エラーが出て削除できないので、Microsoftに照会中。
Microsoft 365 (Office)
質問: Excelで元号が平成のままである。最新版のインストールを進められたが、「既にインストールしています」と表示される。アンインストールが必要か。
回答: アンインストールは必要である旨で文案作成してもらい、解決しなかった場合に備えてOSやOfficeのバージョンを聞く文案を追加してレビュー。
回答: アンインストールは必要である旨で文案作成してもらい、解決しなかった場合に備えてOSやOfficeのバージョンを聞く文案を追加してレビュー。
- Microsoft Office 2016がインストールされていたため、これをアンインストールしてから最新のMicrosoft 365をインストールして解決
- ちなみに、Microsoftのサポートサイトで{自然言語}-{16進数}の形式のURLは自然言語の部分を削っても機能する
UTokyo VPN
質問:
UTokyo VPN Arm版のWindowsでのインストールエラー
回答: プロセッサーが異なっていることを説明した上で、 ARM版のインストーラーのインストール手順を案内
UTokyo VPN Arm版のWindowsでのインストールエラー
回答: プロセッサーが異なっていることを説明した上で、 ARM版のインストーラーのインストール手順を案内
質問: VPN, ARM版Windowsでのインストールエラー
回答: 一点、Intel系のインストーラーをダウンロードしたのは、質問者様の責任ではない(CPUまで自動判別できないせい)ので、そのニュアンスに気をつけました。
- WindowsPCの多くはIntel製のプロセッサを積んでいるが、一部ARM製プロセッサを積んだ端末が存在する。
- Intel/ARM共通で動くソフトも多いが、Cisco Secure Clientなど一部のソフトはプロセッサの種類によりインストーラを使い分ける必要がある。
- 自動的に適切なインストーラを選んでくれることが期待されるが、うまく動かないケースがあるらしい。
- 現状ではuteleconにARM版インストーラに関する説明は無く、問い合わせが届いたらその都度対応している。
その他
質問:
Windows11 EducationのライセンスはARMでも使えるか
回答:
問題なく使える。また、共用PC用のOfficeを用いる場合はEducationへの変更が必須。
Windows11 EducationのライセンスはARMでも使えるか
回答:
問題なく使える。また、共用PC用のOfficeを用いる場合はEducationへの変更が必須。
- Office LTSC 2024はARMもサポートしている
- 公式:
https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/ltsc/2024/overview
以下、積み残し。(2025-01-15)
質問:
古いサイトを見たところ、JMP Pro(統計ソフトウェア)を無料で使用できると書いてあった。そのダウンロード方法などを教えてほしい。
回答:
その「古いサイト」とは何かを確認しつつ、東京大学では無償でなく有償でJMP Proを提供しているため一度研究室の指導教官に相談するよう回答
古いサイトを見たところ、JMP Pro(統計ソフトウェア)を無料で使用できると書いてあった。そのダウンロード方法などを教えてほしい。
回答:
その「古いサイト」とは何かを確認しつつ、東京大学では無償でなく有償でJMP Proを提供しているため一度研究室の指導教官に相談するよう回答
- 2025年1月1日より、「JMP Student Edition」が提供開始され、東大での提供もこれに準ずる形となった
- 詳細は同様にUTNETの学内ページへ:
https://www.nc.u-tokyo.ac.jp/internal-only/software-jmp
質問:
OneDriveからのダウンロードがNortonにブロックされる
回答:
今回のエラーとの直接の因果関係はわからないものの、OneDriveでのダウンロードには、ファイルサイズが250 GB以下であること、 ファイルの合計数が 10,000ファイル以下であること、フォルダー内のファイル数が 10,000 ファイル以下であることという制限があるようだということをまず伝えた。その上で、NortonとOneDriveの相性の問題だと思われ、大学として提供・連携していない製品の正確なサポートは難しいため、Nortonの窓口に直接お問い合わせいただく方が問題解決に近づくのではないか、と案内した。
OneDriveからのダウンロードがNortonにブロックされる
回答:
今回のエラーとの直接の因果関係はわからないものの、OneDriveでのダウンロードには、ファイルサイズが250 GB以下であること、 ファイルの合計数が 10,000ファイル以下であること、フォルダー内のファイル数が 10,000 ファイル以下であることという制限があるようだということをまず伝えた。その上で、NortonとOneDriveの相性の問題だと思われ、大学として提供・連携していない製品の正確なサポートは難しいため、Nortonの窓口に直接お問い合わせいただく方が問題解決に近づくのではないか、と案内した。
- 内容はともかく、案内文中に含まれているURLに
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/onedrive-や-sharepoint-からファイルとフォルダーをダウンロードする-5c7397b7-19c7-4893-84fe-d02e8fa5df05#:~:text=フォ[…]イル%E3%80%82
というものがありました。これについて詳しく補足します。 - SlackからコピペしたURLの途中に
[...]
が入っているときは省略されて本当のURLと表示が一致しない状態になっています。 - MicrosoftのサポートページのURLの「{自然言語}-{16進数とハイフン}」は自然言語部分を削っても機能することが知られています。今回の場合、ページ自体へのリンクは
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/5c7397b7-19c7-4893-84fe-d02e8fa5df05
で事足りるということです。 #:~:text=hoge
の部分は、「URL Scroll-To-Text Fragment」「テキストフラグメント」などと呼ばれるものです。今ではほとんどの主要なブラウザでサポートされているようです。今回、これが付いているのは意図したものだったでしょうか。たまに、Google検索の結果などからそのままURLを持ってきた場合に、意図しない箇所を指定するテキストフラグメントが付いてしまうことがあるので、注意しましょう。
質問:
X日Y所内内でネットワークが不安定になる事象が発生した。 そのため障害原因の調査する関係で、障害情報のチャンネルをしりたい
X日Y所内内でネットワークが不安定になる事象が発生した。 そのため障害原因の調査する関係で、障害情報のチャンネルをしりたい
- uteleconにも入口としての案内ページがある:
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/support/service-status - 全体としては上記ページからリンクのある、UTokyo Accountでのサインインが必要なsharepointに記載される