司会:後藤
- 太字 は頻出事項の再確認です。
- オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
参加者は、田中先生・関谷先生と、相談員7名。
ミーティング資料
今週のミーティングは4月8日から4月21日までの出来事を扱います。
今週の ECCS 広報と告知
重要な告知がいくつかあった。
- utroam のウェブ認証廃止 [tutors 7919]
- SSID:utroam がなくなる。まずウェブ認証ができなくなり、次に電波自体が止まる。utroam 広報ページによれば、
- 一部利用者によりセキュリティキーの不適切な公開が行われているため、4/28(木)17:00にウェブ認証方式のSSID「utroam」の運用を停止します。utroam利用者はそれまでにSSID「utroam-1x」への移行を行ってください。(2016-04-21)
- とのこと.
- キーボード横の USB ポートからケーブルが抜けなくなった場合の対応が決まる [tutors 7918] 。
- 広報。ポートは後ほど封印されるらしい。
対応:
・USBケーブルが抜けない旨の相談があり、同件だった場合、
軽く抜くことを試して、抜けないことを確認してください。
- 抜けた場合はそれで終了で構いません。
- 無理をすると破損しますので、軽く試すのみで結構です。・抜けない場合は、情報基盤センターが後程対応、
連絡する旨相談者に回答してその場は終了してください。
その後、該当端末へ故障中の掲示をして、
ecc-support へメールか最寄りのECCS窓口に以下の
連絡をお願いします。
- 端末名、ユーザーの氏名と共通ID、
連絡先電話番号か他のメールアドレス
- 連絡先が個人情報なので、必ず直接お願いします。
勤務報告には連絡先は書かないようおねがいします。・以後はセンターで対応いたします。
- 広報。ポートは後ほど封印されるらしい。
- Mac OS 環境で Dock に ? (クエスチョンマーク) が表示される
- 今週多かった質問。
~/.CFUserTextEncoding
を削除する際は、消えると困る設定項目がないか、一応聞いておく。 - 詳細は分からないが、 Dock 以外の設定もリセットされる。
- Office の更新に伴ってクエスチョンマークになってしまった Dock の Officeアイコンを修正するだけなら、クエスチョンマークのアイコンを削除し、「アプリケーション」フォルダか Launchpad などから、アイコンをドラッグして追加しなおせばよい。
- 今週多かった質問。
- UTokyo Account を提供するシステムでの障害発生について【終了】
駒場相談員向け告知
- 自由設定のアドレスでもtutors-komaba に送れるようになった [tutors-komaba 25513] 。
- tutors のほうはどうか?未確認。
今週多かった質問
- 基本的な印刷の質問および utroam 初期設定の質問は多かった。
- 4/15 ごろから 4/18 にかけて、utroam に障害が発生し、SSID utroam-1x がまったく使えない状態だった。対応に戸惑った相談員も多かっただろう。
- IC カードリーダーからカードが取り出せなったという相談は何件かあった。取り出せなくなる原因が何通りかに増えているので、 FAQ を修正すべき。
- Dock で Office ソフトが ? になってしまう件の相談も多かった。
個別の事例
windows環境でファンクションキーをfnキーを押さずに使える方法を質問されたのですが分からなかったので共有します
FAQ https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/?page_id=3214
に「[Fn] を押さずにファンクションキーが押せるよう設定する方法」を書きました。
ご参照ください。
http://faculty.ms.u-tokyo.ac.jp/~sugaku/ms_s1.html
このページの[東京大学内のみ]となっているページがutroam経由ではアクセスできない模様。
ECCS端末からは問題なく見れる。これは昨年と同じ状況なので、ECCS端末からみてくださいと言った。
数理側の問題ではあるだろうが、特に一年生の授業の関係からS1タームでは頻出の質問となるかもしれないので共有しておきます。
- 相談員に受講生がいれば、しかるべき教員に伝えて欲しい。
現在、使用できない状況になっています。(図書館側に確認済み)
対応を検討中とのことですが、対応が終了するまではECCS端末のほうでログインしてもらうように案内してくださいとのこと。
ただ、あまりにもわかりにくいので、My Opac端末のほうにその旨の掲示をお願いしておきました。
なお、本郷の方は同じシステムなのかわからないとのことです。
- ショッキングな出来事。
* Google Apps for Educationの管理者権限があれば設定を変更できるらしいとのことでしたが、個々の対応は難しいと伝え、普通のGoogleのアカウントでGroupを作りなおすのが良いのではないかと伝えました。
- ECCS クラウドメールの副産物(?)として、Google Apps for Education の他のサービスを利用することができる。ただし、上の例のように制限がかかっていることもあるようだ。
- センター側の設定で、登録できないようにしている、とのこと。
[tutors 7871]や[tutors-hongo 41924]で報告されていたものと同様の症状です。が、原因が同じであったかは不明です。
Terminalを開いてみると相談者さん自身のホームディレクトリ(/home/xxxxxxxxxx)に正しくアクセスできないようでした。また、HOME環境変数が"/"に設定されていました。
/home/xxxxxxxxxxの所有者が相談者さんのアカウントになっていなかったようです。所有者を確認するとアカウント名ではなくUser ID表記であったように見えました(アカウント名も数字の列なので区別がつきづらいですが…)ので、既に削除されたUserが/home/xxxxxxxxxxの所有者になっていたものと思われます。
相談者の方は一度退学して再入学したが、アカウントの番号が退学前と変わらなかったとおっしゃっていたので、一度ユーザーが消去され、再び作られた際(アカウントは同名だがOS上のUser IDが変わったと思われる)にホームディレクトリは古いものが残っており、古いUser IDが所有者となったホームディレクトリに誰もアクセス出来ない状況になってしまったのではないかと思われます。
相談者さんは「特に何も残っていないのでアカウントを初期化しても構わない」とおっしゃっていたので福武ホール窓口でアカウントを初期化していただくようご案内しました。
(ひょっとすると管理者の方にホームディレクトリのownerを変更してもらうだけで大丈夫だったかもしれません。)
- "Mac OS X needs to repair Library to run applications" はECCS2016 稼働後から何件か発生していた不具合。
- 今回のように、アカウント削除 -> 再設定ような特殊なケースに限って起こっていた不具合なのだろうか。それとも別の原因でも発生しうるのだろうか。
- ssh サーバーから
chmod 000 /home/1234567890
してみたところ、同様のエラーが発生しました(横山)。
・中国語の論文をダウンロードしたが読めない
CNKIというところからダウンロードした論文が .caj という形式で、ECCSで開けないということのようです。
この形式のファイルを開くには CAJ Viewer というのを入れる必要があるようですが、ECCS環境にインストールすることはできません。
http://cajviewer.cnki.net/
自分のパソコンを持っていれば、自分のパソコンにそれをインストールして読むことは可能だろう、と伝えました。
Universal Extractorを使えばexeの中身を取り出せたかもしれません
https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/?page_id=188
もしくはOSX版( http://cajviewer.cnki.net/download.html )はpkgだったのでunpkgで開けます(確認しました)。
- 利用者にすすめて大丈夫?
- 相談員が個人的にやる、あるいはどうしても必要な場合に試みることは否定しないが、必ず知っておくべき・案内すべき内容ではないと思う。
http://applech2.com/archives/46464135.html
(上記ページの「メールアカウントを追加できない」の項目です)
このページ等によると、osをel capitanにアップグレードする際にssl証明書が破損した可能性があるとのことだったので、キーチェインアクセスから確認しました。無効になっている証明書はなかったのですが、一応バックアップを取って証明書を削除しようとしたところ、管理者権限を求められたので、これを試すことはできませんでした。
私が自分のeccsアカウントでログインした相談員端末で試したところ、私のgoogleアカウントは登録できたので、何かユーザーや端末固有の問題なのでしょうか?
原因も実際よくわからないので、よろしくお願いします。
- わからない。
結論としては一応動作はしましたがジョブがちゃんと終了しないという難点があるので広く周知すべきかどうかは微妙なところのような気がします。また、実際に印刷のジョブを投げただけで実際に印刷は行っていないので文字化けや空のページなど正しくないデータが印刷される可能性はあります。動作環境はArchLinuxでCUPSのweb interface及びCLIのインターフェースを用いて設定を行いました。
- PPDファイルをダウンロードして展開するところまではMacOSXと変わりません。
- プリンタの追加を行います。CUPSのWebインターフェースの場合はlocalhost:631をブラウザで開き、プリンタを追加します。URIはMacOSXと同様です。プリンタを追加する際にブラウザで聞かれる認証情報はECCSのものではなく、追加するパソコンのユーザ情報です。CLIの場合は
sudo lpadmin -p Main_Mono -E -v 'https://USERNAME:PASSWORD@printer.ecc.u-tokyo.ac.jp/Main_Mono' -P /PATH/TO/PPD
という感じです。(root権限が必要かどうかは環境によって変わると思います。)
- 普通に印刷します。試してみた限りではChromiumとEvinceでは印刷の際に認証情報が聞かれましたが、プリンタの設定の際の認証情報が優先されるようです。CLIからlprでの印刷も動作しているようです。
- ここがトリッキーな点ですが、ジョブを投げることはできるようですが、投げた後でジョブがキューから消えないようです。しかし手元のパソコンでジョブがキューに残っている状態でも実際にはジョブは投げられているようで、Webインターフェースやlprmなどからジョブを削除すると次のジョブを投げられます。
- 執筆者は一度だけ相談を受けて Mac で IPP 印刷の設定をしたことがあって、そのときもジョブはキューから消えなかった。ただしプリンタでは正常に印刷ができた。印刷のあとにジョブが消えたかどうかは確かめていないのでわからない。
- Linux だけで起こる現象ではない可能性も。
次回の予定
- 次週 4/29 は祝日。5/6 (金) にするのがよいか。
- 5/6 は通常通り、 13 は五月祭準備日だが通常通りのミーティングを行います。
- 5/20 にサーバー室見学を行います。