ECCS2016までは,Main_MonoやSub_Monoに印刷ジョブを送信するだけでモノクロ印刷指定できましたが,ECCS2021では仕様が若干変更されており,プロファイルを指定する必要があります.
特に,2023年3月のmacOSのバージョンアップに伴い,Mac環境でモノクロ印刷を行う方法が変わりましたので,注意してください(下記広報を参照のこと).
Mac OS 標準の印刷プロンプターの場合
「プリンタ」は「Main_Color」または「Sub_Color」を指定してください(「Main_Mono」「Sub_Mono」は表示されなくなりました).
その上で,「プリセット」を「モノクロ」に指定してください.
Acrobat Readerなどの場合
「プリンター...」をクリックします.
以下のような警告が出た場合には,「はい」を押して進みます.
「プリンタ」は「Main_Color」または「Sub_Color」を指定してください(「Main_Mono」「Sub_Mono」は表示されなくなりました).
「プリセット」は「モノクロ」に指定して,「プリント」を必ずクリックしてください.ここでもし設定を特に変えていなくても,大丈夫だろうと思いキャンセルを押すと,設定が反映されません.
なお,Acrobat Readerの場合,上記の手順とは別に,グレースケール(白黒)で印刷,というモードがあり,これを使用することも可能です.この設定を使用した場合には複合機操作端末上での推定金額計算はカラーで計算されますが,実際にはモノクロ印刷として課金されるようです.
なお,同じモノクロ印刷でも,ブラックトナー以外を使用する場合(プリンターの場合,RGBではなくCMYKでの処理になりますので,ジョブ出力時にKのみを使うジョブである必要があります)には,モノクロとして判定される可能性はありますが,実際に印刷してみないとわからない部分も多いと考えられます.