最終更新日: 2015/2/7
目次
2月7日
状況 文書を最後に保存したときの文書の容量は 15 MB、当時の利用者領域の空き容量は 7 MB でした。
回答 利用者領域の空き容量が不足しています。
対処 保存先を USB メモリーに変更することで、文書の保存に成功しました。
- 利用者領域の空き容量が不足していなくても、一時的なネットワーク障害が発生した場合でも同様の症状が発生するかもしれません。
ファイルを保存する際に不明なエラーが発生した場合には、保存先を利用者領域以外の場所に変更するとよいかもしれません。
# 保存先を内蔵ハードディスクにすれば、USB メモリーなどの追加の補助記憶装置を持っていなくてもよいのですが、Macintosh 環境でよい場所はないでしょうか?
# そもそも利用者領域の空き容量を増やすために不要なファイルを削除すればよさそうなものですが、再起動するだけでも空き容量が激変することがあります。[tutors-hongo 38772]
状況 ここでの「フリー」はフリーウェア(無料のソフトウェア。1990 年代には「フリーソフトウェア」と呼ばれており、今日で Free Software Foundation(フリーソフトウェア財団)が言うところの「フリーソフトウェア」とは異なります)を指すようです。
回答 無料のソフトウェアについては、使用したことがありませんので分かりません。
代わりに、以下のものをご検討ください(Microsoft OneDrive を使用するのが楽でしょう)。
A. Windows 版 Microsoft Word 2013 以降、または、Microsoft OneDrive の Word Online を使用する
Microsoft Word は Word 2013 から、Adobe PDF 文書を Microsoft Word 文書に変換したうえで、編集できるようになりました。また、Microsoft OneDrive(旧: Windows Live SkyDrive)上で Microsoft Word 文書を閲覧・編集するWord Online(旧: Word Web App)も Word 2013 に追うようにして、Adobe PDF 文書を開いた上で、Microsoft Word 文書に変換できるようになりました。
教育用計算機システム(ECCS)には、2015 年 1 月の時点では、Microsoft Word 2013 は導入されていません(Windows 版として導入されているのは Word 2010です。Word 2013 をご希望の場合には、教材編集室(http://elearn.itc.u-tokyo.ac.jp/editing.html)など、他の場所のコンピューターを使用する必要があります)が、Word Online は Microsoft アカウントをお持ちであればご利用になれます。Word Online を使用した操作方法としては、Adobe PDF 文書ファイルを Microsoft OneDrive に送信(アップロード)した上で、その Adobe PDF 文書ファイルを Microsoft OneDrive 上で開きます。すると、Word Online が起動しますので、メニューで「WORD で編集」を選択します。Microsoft Word 文書に変換したら、Word Online か、ローカルのMicrosoft Word(この時点では Word 2010 のような古いバージョンでも可能)で編集できます。
レイアウトの崩れは避けられませんが、可能な限り表や図を再現し、文章を再利用しやすくしているようです。
B. Google ドキュメント(Google Docs)を使用する
Google のアカウントをお持ちであれば、Adobe PDF 文書ファイルを Google Drive に送信(アップロード)した上で、その Adobe PDF 文書ファイルを Google Drive 上で、アプリケーションソフトウェアとして Google ドキュメント(Google Docs)を指定して開きます。すると、Google ドキュメントが起動し、元ファイルを画像化したものを貼り付けたページと、文字を抽出して配置したページとが交互に作成されます。
再現されるのは文字のみであり、表や図は再現されません。
C. Adobe Acrobat を使用する
教育用計算機システム(ECCS)には、2015 年 1 月の時点では、Adobe Acrobat は導入されていませんので、教材編集室(http://elearn.itc.u-tokyo.ac.jp/editing.html)など、他の場所のコンピューターを使用する必要があります。
D. Apache OpenOffice.org と、プラグイン PDF Import for Apache OpenOffice を使用する
(筆者は試しておりません。)
- 「『フリー』のもので何かよいものはないか」って…。「お金を出さずに何でもできると思うな」と一瞬思ってしまいましたが、普通の人がお金をあまり出せないのもまた事実…。[tutors-hongo 38769]
A. http://hooktail.sub.jp/computPhys/gsl/install.html を紹介しました。
- 見かけない質問なので追加。(田村)
1月27日
ECCSアカウントのログインパスワードと異なるので永遠にプロンプトが出続ける
A:
下記を参考にして初期化を試みましたが、出来ませんでした
(root権限がないため)。
http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2004/05/17_346.html
<解決方法>
1.デフォルト値を変更
下記を確認してKeychain access>preferenceを表示して
キーチェーンをデフォルトで読まない設定にしました。
http://support.apple.com/en-us/HT201609
2.ブラウザ開く、キーチェーンログインパスワードの初期化
その後当該ブラウザ(Safari, Chrome)を再度開くと
キーチェーンが参照できませんと表示されて、
リセットボタンが出てきたので、リセットを押すと、
キーチェーンログインパスワードがECCSアカウントの
ログインパスワードと一致します。
(アプリ経由でのリセットなので通ったのだと思います。)
3.最後にキーチェーンログインパスワード入力
キーチェーンログインを再度求められるので、
ECCSのログインパスワードを打ってもらって解決しました。
- これまでに確認されていなかったような気がする対応策なのでこちらで。(田村)
(補足)
・cnkiはGACoSによると「学内のみ」「全文アクセス可能」
・目的の論文は「公办民营式养老机构运营模式研究——以北京市H老年公寓为例」
・http://epub.cnki.net/kns/brief/default_result.aspx で検索するとヒットするが、ダウンロード時に会員登録を要求される。
・http://gb.oversea.cnki.net/kns55/ (GACoSからリンクされているページ)で検索してもヒットしない。
A. 結局会員登録なしで論文を見る方法は見つかりませんでした。
- 試しに確認したところ、東京大学でサービスが行われているのは英語版のもののようです。中国語のものは登録されていない可能性がありますが、詳細は図書館までお尋ね下さい。
(学術論文がらみの検索で不具合が起きた場合は、無理をせず総合図書館の方に対応をお願いするようにしましょう。彼らの方がプロです)(田村)
A.全角の入力モードにしても、アルファベットで入力されてしまうようでした。そもそも欧文しかフォントがないフォントだったので、日本語のフォントがあるフォントに変えましたが、やはり依然として入力出来ませんでした。次にSafariのアドレスバーに文字を入れて、それをCommand+Vでカットアンドペーストしてみましたが、ペーストされませんでした。さらに右クリックで貼付けを押したところ、貼り付けられました。なんで日本語入力が出来ないのかははっきりしませんでしたが、とりあえず日本語が入れられたので解決したことになりました。
- 一応事例としては知られているみたいです(情報としては古そうですが)http://gimpresso.jimdo.com/gimp-の日本語入力方法/ [tutors-hongo 38696]
- ECCSのgimpはバージョンが古かったような気がします。「2.8.2未満はX11で動くため」というのが原因ならば、
http://www.gimp.org/downloads/
から最新版を入れることで日本語が打てるかもしれません。[tutors-hongo 38697]
1月20日
A. PowerPointの資料作成機能ではそのような方向で印刷できる物はありませんでした。また、通常のスライドをプリントして、プリンタ側の割り付け機能で印刷する場合には、紙が横向きになってしまいます。相談者さんはPowerPointの資料作成機能で大丈夫な旨をお伝えになりましたが、どなたかこのような指定の解決策をご教授頂ければと存じます。
- 以下に指定方法が記述されています(長いので移しました)。(田村)
Adobe Reader ではそのような印刷が可能です。ダイアログボックス「プリント」の「ページサイズ処理」でボタン「複数」をクリックし、「1 枚あたりのページ数」と「ページ順序」を適切に設定します。今回の事例については、「1 枚あたりのページ数:」で左から順に「カスタム…」、「2」、「3」を指定し、「ページの順序:」で「縦」を指定すると、お望みの結果が得られましょう。
コマンドラインで印刷方法を指定したい場合には、調べた限りでは Adobe Reader にはそ
のような方法がなさそうなので、別のものを使用してみます。以下は全て Macintosh 環境(OS X)での場合のものです。
A. 命令 lpr でページ配置方法を指定する場合
1. Microsoft PowerPoint で Adobe PDF 文書ファイルを作成します(メニューバーの「ファイル」→「名前を付けて保存…」の方が、スライドの寸法が適切に反映されますのでよいでしょう。印刷機能を通す方法では、印刷に使用される用紙の寸法が反映されてしまいます)。ここでは、作成される Adobe PDF 文書ファイルの名前を「foo.pdf」とします。
2. ターミナルで以下の命令を実行します。
カラー印刷の場合
lpr -Pc_5c_6 -o number-up-layout=tblr -o number-up=6 foo.pdf
モノクロ印刷の場合
lpr -Pc_5c_6_m -o number-up-layout=tblr -o number-up=6 foo.pdf
ここで、引数「-P…」はプリンターの名前、引数「-o number-up-layout=…」はページ順序(例えば、「-o number-up-layout=tblr」は隣り合うページを上から下に並べ、入りきらなくなったら左から右へと配置位置を変更してまた上から下に並べることを意味します。Web ページ http://kledgeb.blogspot.jp/2013/02/ubuntu-1204-10.html に説明用の図があります)、引数「-o number-up=…」は片面に印刷するページ数を指定します。
B. 命令 psnup でページ配置方法を指定する場合
1. Microsoft PowerPoint で印刷機能を使用して PostScript ファイルを作成します(あるいは、Adobe PDF 文書ファイルを作成し、命令 pdftops を使用してPostScript ファイルに変換します)。ここでは、作成される Adobe PDF 文書ファイルの名前を「foo_1.ps」とします。
2. ターミナルで以下の命令を実行します。
psnup -c -f -l -6 foo_1.ps foo_2.ps
ここで、引数「-6」は片面に印刷するページ数を 6 に指定するものです。この手順により、PostScript ファイル「foo_2.ps」が作成されます。
# 引数「-c」はページを並べる方向を縦にするもの(これがない場合には並べる方
# 向は横)、引数「-f」はページの寸法の縦横反転(回転はしない)、引数「-l」
# はページを反時計回りに 90 度回転させるもの、引数「-r」はページを時計回り
# に 90 度回転させるもののようですが、元の文書のページ寸法によって様々に組
# み合わせなければならないようです…(汗)。今回の事例では「-c -f -l」で成
# 功しました。
3. 手順 2 で作成された PostScript ファイル「foo_2.ps」をプレビューで開いて印刷します。
# 代わりに命令 lpr を使用しようとすると、命令 psnup の引数「-h…」、「-w
# …」、「-p…」や、命令 lpr の引数「-o PageSize=…」で印刷用紙の寸法を指
# 定しても複合機が認識してくれず、デフォルトのレター(幅: 8.5 インチ 高
# さ: 11 インチ)で印刷しようとする(そしてレター大の印刷用紙がないのでエ
# ラーになる)のですが、これについては解決策がありますでしょうか?
- Windows 版 PowerPoint では、印刷画面(特に「スライド指定:」のすぐ下のドロップダウンリスト)でスライドの配置方法を指定できますので、Adobe Reader など他のものに頼る必要はありません。 (星)