司会:中條
説明:竹内
書記:金子
参加者:サポーターn名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
最近の情報更新など
Zoom
v5.1.0アップデートに関連して
今回のアップデートの目玉は、参加者200人以下のミーティングで主催者側から参加者すべてのミュートの解除を要請できるようになったこと。大切なことを確実に伝えたい場合に役立ちそうだ。
ただし、この機能は主催者と参加者のデスクトップクライアントが両方v5.1.0にアップグレードされている必要がある。参加者がv5.0.5以前のバージョンを利用している場合、ミュートの解除を求めることはできないので注意したい。
- ミュート解除要請は、v5.1.0以上を利用している学生に対してのみ可能です。
エンドツーエンド暗号化について
- エンドツーエンドの暗号化に関する最新情報(Zoom Blog)
"当社では、E2EE機能の早期ベータ版の配布を2020年7月に開始する予定です。"
Webex
- WBS 40.6に関する情報が日本語版ページにも追加された。なお、6/22時点ではまだ利用できない模様。
- Cisco Webex Assistantが自動文字起こしには必要だが、利用するには管理者の設定が必要。
- その他のアップデート内容はここから参照できる。
- 背景ぼかし機能は現在Macからしか利用できないが、今後のアップデートでWindowsからも利用可能になる。
- Webexのゲスト参加時のUXが改善された。
ITC-LMS
- 【ITC-LMS】テスト機能で解答したにもかかわらず未回答となる不具合について
- 先週の「テストの解答が教員に表示されない」で報告されていた不具合。
- 解答完了画面でブラウザの戻るボタンを押すと発生する。
- データはログに残っていて、6/18(木)までに発生した分は復元済み。今後発生させてしまった場合も、連絡すれば同様に復元対応されると思われる。
これまでの事例から
Zoom
SafariからZoomのURLに入れない
- 引き続き発生している。サポーターミーティング(2020年6月9日)#SafariからZoomのURLに入れないを参照。
- 未解明の点が多いので、引き続き調査します。
=>URLを開くアプリをSafariからGoogle Chromeに変える方法をご案内した。なぜインストールを求められてしまうかについては突き止められなかった。
=>Safariを使用している状態でのzoomミーティングに入る際のトラブルということで、過去の似たような事例を参考に、Google Chromeなどの他のブラウザを試してもらうよう案内した。しかし、ユーザは次の授業から試すということなので、それでもだめだった場合には再度チャットサポートを利用してもらうよう案内した。
(参考: https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/meeting/2020%e5%b9%b46%e6%9c%889%e6%97%a5/)
アカウント・ライセンス関係
=> 管理者権限による操作が必要そうなので、 https://utelecon.github.io/supports/ の「Zoom 専用テンプレート」を使って問い合わせてもらうように案内しました。
- 先週の「「Googleアカウントでサインイン」してしまった」と類似の事例。「Googleアカウントでサインイン」とは関係なくて、単に何らかの要因でそのメールアドレスに関するZoom内部のプロファイルが壊れているということか?
- 10桁@g.ecc で作成したのか、 任意設定@g.ecc で作成したのか、どちらかを確認してください。原則、 10桁@g.ecc で作成していただくよう案内してください。
- 任意設定@g.ecc でアカウントを作成しようとした場合、「アカウントが存在しない」といった旨のエラーが(なぜか)出る場合がある。
=> 10桁@g.eccのメールアドレスで作成してメールアドレスを変更した、既に専攻の東大アカウントで(おそらくg.eccでないメールアドレスでも)Zoomアカウントは作って利用していたとのこと。10桁@g.eccに変更すれば1時間ごとのスクリプト処理でライセンスが付与されるため、メールアドレスの変更(この方の場合元に戻すことになる)を案内した→メールアドレスを変更してから30日以内は戻せないと返事があった。先行事例の通り新規アカウント作成を案内した→他のZoomアカウントでサインインしていたのでブラウザからサインアップ画面を開けないという障壁があったが、10桁@g.eccで作成できた。スクリプト処理でライセンスが付与されるまでお待ちいただくよう伝えた。
(「メールアドレスを変更してから30日以内は戻せない」という制限は聞いたことがなかったが、Zoomのヘルプを調べても分からなかった。)
- そのような制限が存在するとのこと。
=>東大で契約しているZoomライセンスでは、500人が上限となっていて、それ以降にウェビナーに参加を試みた人には、上限を超えた旨のメッセージが表示されます。
それ以上の人数の参加が見込まれる授業や講演会などを開催される場合は、YouTubeでの配信の利用もご検討ください。
英語情報になりますが、以下のリンク先にウェビナーをYouTube配信する方法が掲載されております。
どうしてもZoomを1000人で使用したい場合は、別途ライセンス契約をする必要があるので、inquiriesにお問い合わせください。
具体的な価格は一応公式サイトに記載されているが、「教育機関ゆえ特別割引があるかもしれない」「コスト増加分を誰がどの程度負担するのかが分からない」ので、価格については回答していません。
YouTube配信方法: https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/360028478292-Streaming-a-Meeting-or-Webinar-on-YouTube-Live
Webinarの価格(閲覧前に要ログアウト): https://zoom.us/buy?plan=pro&from=webinar
- サポーターミーティング(2020年6月9日)#ウェビナーの時間上限に同様の事例。一定の需要がある模様。
- 全学の契約 (UTokyo Zoom) とは別個に独立して部局で契約することは可能?(あまり妥当なアプローチではないかもしれないが)
- 個別の対応とせざるを得ないので、inquiriesへ案内してください。
代替ホスト
=>共同ホストは事前に設定できないが、似た機能をもった代替ホストは事前に設定することができるそうです。
=> ミーティング開始時に代替ホストを設定する欄がある.そこに TA の名前を入れればミーティング時には共同ホストと同じ挙動になる.これを用いるように案内しました.
- 設定「ホストの前の参加を有効にする」がオンになっていなくても、代替ホストに指定されたユーザーはホストより前に参加してミーティングを開始することができ、その場合開始時にホストになる。
- 設定「ホストの前の参加を有効にする」がオンになっていれば誰でもホストより前に参加できるが、その場合、代替ホストでなければホストにはならない(誰もホストがいない状態になる)のに対し、代替ホストがホストより前に参加するとホストになる。
- Alternative host(Zoom Help Center)
- 代替ホスト(Zoom×日商エレクトロニクス):Zoomの販売代理店である日商エレクトロニクスのページ
- 代替ホストとはどのような機能でしょうか?(NECネッツエスアイ):Zoomの販売代理店であるNECネッツエスアイのページ
録画関係
Zoomのヘルプなどでは(「録画」ではなく)「記録」(「クラウド記録」「ローカル記録」)という言い方がされています。
=>前者の質問にはその場ではお答えすることができませんでした。ただ、後者の自動録画を行おうとすると共同ホストになる必要がありました。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/202921119-%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AE
- 自動録画はミーティングをスケジュールする際の設定画面から設定するので、ミーティングを設定したユーザーしか設定できない。
- クラウド録画はホストと共同ホストしかできない。
- ローカル録画はデフォルトではホストと共同ホストしかできないが、それ以外の参加者にも個別に録画を許可することができる。
- ローカル記録(Zoomヘルプセンター)「参加者に記録権限を割り当てる」
=>授業記録はミーティングをスケジュールしたユーザのマイ録画に保存される。ホストを教授から委譲してもらっても最初のホストのマイ録画に保存される。
=>授業の録画は、本来のホスト(教授)のアカウントで行われるので、URLは本来のホストには届きますが、代替ホストには届きません。録画を見たい場合は、教授にURLの共有をお願いする必要があります。
- 大学の先生一般を指す言葉は「教員」。
- クラウド録画はホストと共同ホストが開始・終了等の操作をすることができる。録画のオンオフ状態はミーティング全体で共有される(ホスト・共同ホストごとに独立していない)。録画された動画はミーティングを設定したユーザーのみが「記録」画面で見られる(共同ホストや代替ホストや途中でホストを委譲されたユーザーには見られない)。
- なので、「本来のホストのアカウントで行われる」という説明は、間違ってはいないが(文脈から切り離して単体で取り出すと)完全に正確とも言えない。
=>クラスサポーターがクラウド録画をすることはできませんが、以下のような方法で受講生に録画を共有できます。
(1) 教員のアカウントでミーティングを設定し、クラウド録画し、録画URLは教員から共有してもらう
(2) 教員のアカウントでミーティングを設定し、(共同ホストや個別録画許可をもらって)クラスサポーターがローカル録画し、Googleドライブなどのzoom以外の外部サービスで共有する
(3) クラスサポーターのアカウントでミーティングを設定し(URLは別のものになる)、クラウド録画し、クラスサポーターが共有する(ミーティングレポートなど、ミーティングを設定した人しか見れない情報があるので、それをクラスサポーターが見て問題ないかは別に検討していただく必要があります)
- (補足)録画終了後、教員の操作を経ずにクラスサポーターの操作のみで録画を受講生に共有したいという質問。「クラスサポーターがクラウド録画をすることはできませんが」とは、「クラスサポーターが共同ホストとしてクラウド録画をしても、ミーティングを設定したのが教員であれば、クラスサポーターは録画を確認できない」の意味。
- 一般論として、録画に何が映っているか教員が確認してから学生に共有するのが望ましいと考えられます。
- なるべく公式のヘルプなどをご案内したいところです。
- 設定項目「サムネールを共有時に記録する」をオフにする。
- 「新しいミーティングをスケジュールする」のほうではなく、「設定」の設定項目。「記録」タブにある。
- Recording layouts(Zoom Help Center)
If you share your screen without the active speaker thumbnail or disabled the Record thumbnails while sharing option in your cloud recording settings, the recording will only display the shared screen.
Note: For cloud recordings, if you enabled the option to Record active speaker, gallery view and shared screen separately, you will see the active speaker video beside the recorded shared screen when viewing the recording in the Zoom web portal.- 記録レイアウト(録画したミーティングの動画レイアウト)(Zoom×日商エレクトロニクス):Zoomの販売代理店である日商エレクトロニクスのページ
アクティブなスピーカーのサムネイルなしで画面を共有したり、共有中にサムネイルを記録するあなたのオプションクラウドレコーディング設定録画は共有画面のみを表示します。
Note:クラウド記録で[共有画面でアクティブなスピーカー、ギャラリービュー、および共有画面をそれぞれ録画]オプションを有効にした場合、Zoomウェブポータルで記録を表示する際に、記録された共有画面の横にアクティブスピーカーのビデオが表示されます。- 機械翻訳?
- 記録レイアウト(録画したミーティングの動画レイアウト)(Zoom×日商エレクトロニクス):Zoomの販売代理店である日商エレクトロニクスのページ
- 「共有画面でアクティブなスピーカー、ギャラリービュー、および共有画面をそれぞれ録画」という設定項目もある。
- 3種類の動画を別々に録画する。それぞれのオンオフも設定できる。
- 「共有画面でアクティブなスピーカーを録画」という設定項目もある。
- 動画(音声)の公開について#「クラウド記録」の設定について(京都大学教育学研究科)
画面共有時に動画の右上に話者の姿を映したくない場合
「サムネールを共有時に記録する」をOFFに話者の姿を動画で一切映したくない場合
「共有画面でアクティブなスピーカーを録画」をOFFに
「共有画面でアクティブなスピーカー、ギャラリービュー、および共有画面をそれぞれ録画」をONにして、「アクティブなスピーカー」と「ギャラリービュー」をOFFに - ローカル録画の場合はこれらの設定項目は効かない。画面表示の状態によって録画モードが切り替わるのでそれで制御するしかないようだ。
その他
- ミーティングの設定の「認証されているユーザーしか参加できません」のこと。
=> 臨時のメアド発行という話はこちらでは聞いていないことを伝え、代替案として
1. u-tokyo.ac.jpの制限を解除し、また待機室をゲストのみに適用する
2. 相手の所属する大学の組織ドメインで制限をかける
を勧めた。
- サポーターミーティング(2020年6月2日)#ECCSクラウドメールが発行される条件についても参照。
- [utelecon-questions:281]も参照。
- 「非常勤」(=公式に、ある学期のある一連の授業を担当する)であれば、UTokyo Accountが発行されるはずです。このケースは、非公式な1回限りのゲストスピーカーが授業をする場合を想定した質問です。
=>クラウド録画を使用した場合は保存される。使用しない場合でも、サーバーが処理の目的で一瞬保存している可能性は否定できない。メールをご案内した。
=> こちらで詳細について確認できなかったため、メールでの質問を案内した
- 管理者(大学側)は管理者用画面で一定の情報を確認することができる。
- ダッシュボード(Zoomヘルプセンター)などを参照。
- それ以上の情報(個々のミーティングの具体的な内容など)を確認する手段があるかどうかはわからない。
=> utelecon-inquiries へ案内
- H.323はWeb会議の共通規格。(ミーティングに電話で参加できるのと似たように)H.323に対応したWeb会議・テレビ会議システム(クライアント)からZoomのミーティングに参加することができる。使っている人は少なそう。
Webex
=>主催者側数人のみ音声、映像オンならば問題ないと回答、 https://help.webex.com/ja-jp/nki3xrq/Webex-Meetings-Suite-System-Requirements Webex自体のシステム要求とアカウント上は1000人まで対応可能( https://utelecon.github.io/webex/#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB )なことを伝えた上で、少人数での事前テストを勧めた。
- 「主催者側数人のみ音声、映像オンならば」というのは、(そうでないと収拾がつかないというのもあるが)映像をオンにしている人数が多ければその分通信量は増えると予想されるため。
=>調べた限りおそらくできなかったためその旨を伝えた.Webex Eventsでは設定できることも合わせて伝えた.
また,Webex Meetingで擬似的にそのような設定を行う方法として,
1. ミーティング設定時に「パーソナル会議室の自動的なロック」を0分後に設定した上で,
2. 主催者が入室し,
3. 入室後に「参加者」メニューから 「参加時にミュート」 を選択してから,
4. 会議室のロックを解除する
という方法を伝えた.
- 会議室に入室した後に「参加時にミュート」を設定することはできるが、会議室を設定(スケジュール)する段階では可能か?という質問。
=> https://help.webex.com/ja-jp/r2cdv1/Mute-or-Unmute-Others-as-a-Host-in-the-Cisco-Webex-Meetings-Suite と https://help.webex.com/ja-jp/nylc718/Turn-off-Participants-Video-in-Webex-Meetings-and-Webex-Events をご案内した.
- 後者の「Webex Meetings と Webex Events の参加者のビデオをオフにすることができます。」(Webexヘルプセンター)には「参加者がミーティングまたはイベント中に会議室から退席すると、主催者は参加者のビデオをオフにして、ブランクの画面を表示しないようにすることができます」と書かれていて、退出後に空白の画面が残るのを消せるという話のように見える。
- 実際に試してみると、主催者が参加中の参加者のビデオをオフにすることは可能。
ECCSクラウドメール
=>パスワードの変更を案内しようとしたが、既に試しており、それでも同様の状況とのことで、パスワードの変更では改善しない状況と思われた。そのためECCSサポートのメールの方へ相談するよう案内した。
- Google側の判断でアカウントがロックされることは稀にある模様。UTokyo Account利用者メニューでパスワードを変更すると解除されることもあるようだが、この事例ではそうではなかった。いずれにせよG Suite管理者(=情報基盤センター)の操作で解除可能なはずなので、ecc-supportを案内する。