重要なページ
はじめに,当面の対応にあたって把握している必要のある重要なページを列挙します.
全般
- 東京大学でオンライン授業を受けるために(2021年度新入生向け)
- 新入生はここを見るように案内されているので,だいたいここを見ている.
- このページを見ていないと思われる新入生がいたら,まずここを読んでもらうと良い.
- 必須手順は,UTokyo Account初期パスワード変更→ECCSクラウドメール初期設定→UTASメールアドレス登録→UTokyo WiFiアカウント申請
- さらに,Zoom・ECCSクラウドメール・Microsoftで東大アカウント専用の会議室・ファイルに入ってみる,などの手順がある.
- どのような手順が指示されているか,一通り把握しておくことが望ましい.
- 東京大学でオンライン授業を始めるために(教員向け)
- 上の教員向け版.
- UTASのメールアドレス登録がないなど,微妙に手順が違うことに注意.
システム変更関係
- 2021年春のシステム変更
- Zoom, Webex以外のシステム変更を含む概要ページ.
- 今回のシステム変更自体を知らなさそうな人にはこのページを案内すると良い.
- 2021年春のシステム変更 Zoomの詳細
- Zoomの詳細ページ.次のような内容が書いてある.
- 東大アカウント限定の会議室はどうなるか(答:メールアドレスのドメインで見るので,
*.u-tokyo.ac.jp
ならOK,g.ecc.u-tokyo.ac.jp
になっているとダメ) - Zoomからのメールはどうなるか(答:
utac.u-tokyo.ac.jp
からECCSクラウドメールに転送される) - 任意@g.eccのZoomアカウントはどうなるか(答:そのままメールアドレスとZoomのパスワードでサインインできる.しばらくはそれで使えるが,いずれ10桁@utacへ変更するよう言われる)
- 2021年春のシステム変更 Webexの詳細
- Webexの詳細ページ.Zoomよりも細かい嵌まりどころは少ない.
Zoomのシステム変更(SSO化)について
※SSO=シングルサインオン.複数のシステムに1つのアカウント情報でサインインできるようにすること.例えば,UTokyo AccountでUTASにもITC-LMSにもMicrosoftにもサインインできるのを,UTokyo AccountでSSOできる,という.
2021年春のシステム変更と2021年春のシステム変更 Zoomの詳細がわかっていれば大抵は対応できる.利用者がよくわかっていないケースが多いので,利用者の文章を踏まえて目線を合わせた説明を行うと良い.
基礎知識
10桁@utacと10桁@g.eccと任意@g.ecc
- 10桁@utac
1234567890@utac.u-tokyo.ac.jp
みたいなやつ.- これまでメールアドレスではなかったが,今回のシステム変更に伴いここに届いたメールはECCSクラウドメールに転送されるようになった.ただし,このメールアドレス専用のメールボックスは存在せず,このメールアドレスからメールを送ることも(引き続き)できない.
- 10桁@g.ecc
1234567890@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
みたいなやつ.- ECCSクラウドメールの「エイリアス」(別名).
- Googleのログイン画面にこれを入れてもログインできない.
- ここ宛のメールはECCSクラウドメールのメールボックスに入る(=任意@g.eccでGmailにログインして確認する).
- だいたいの人は,変更前のZoomのメールアドレスはこれになっていた(例外的にそうでない人もいた).
- 任意@g.ecc
xxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
みたいなやつ.- @の前はECCS利用者メニュー(2021年2月まではUTokyo Account利用者メニュー)で自分で設定したもの(なので「任意@g.ecc」)
Zoomアカウントの仕様
ZoomのアカウントはZoomのアカウント.UTokyo AccountやECCSクラウドメールとは別のアカウント.UTokyo AccountとはSSO連携している.変更前の10桁@g.eccのZoomアカウントは単に「登録メールアドレスがECCSクラウドメールであるZoomアカウント」だった.
Zoomのアカウントはメールアドレスで識別される.Zoomのアカウントは丁度1個のメールアドレスが登録されている.逆に,複数のメールアドレスでサインインできるときは,それは実は違うアカウント.
今回の変更について
中で起きていることは実は単純.
- 10桁@g.eccのアカウントのメールアドレスがすべて強制的に10桁@utacに変更される.
- UTokyo AccountのSSOが設定される.これにより,
- 10桁@utacのZoomアカウントが存在すれば(上で変更されたものも含む),SSOでサインインできるようになる.
- 10桁@utacがない場合はSSOでサインインするとまっさらなZoomアカウントができてそこにサインインされる.
- ちなみに,こちらの場合,「会社のメールアドレス」欄に入力してもSSOに移動しない.「会社のドメイン」欄なら大丈夫.
メールアドレスは10桁@utacになるので,代替ホストの設定などメールアドレスで指定すべき場所では今後は10桁@utacを使えばよい.
ちなみに,実は,SSOでサインインできるアカウントでも,パスワードの情報があればメールアドレスとZoom用のパスワードでサインインできる.したがって10桁@g.eccを使っていた人は10桁@utacとZoom用のパスワードでサインインできる.ただし,この方法は非公式なので,特に聞かれた場合や利用者が実際にこの手順を行っているといった場合以外には,案内しない.
よくあるケース・ありそうなケース
任意@g.eccでZoomを使っていた
メールアドレスとこれまでのZoomのパスワードによるサインインは無効化されていないので,これまでどおりサインインできる.
10桁@utacで(UTokyo AccountのSSOで)サインインすると,まっさらなアカウントができてしまう.任意@g.eccからは引き継がれない.
そのままの任意@g.eccもとりあえずは使えるが,10桁@utacを使う方が望ましい.
- 任意@g.eccに未練がなければ(引き続き使いたい会議室の情報などなければ),何も考えずに10桁@utacで入って今後はそれを使うようにすれば良い.
- 任意@g.eccに未練がある場合は,Zoom のサインイン用メールアドレスの変更についての手順を参照する. (現在の手順:10桁@utacを消し飛ばすフォームを使って10桁@utacを消したあと,任意@g.eccのメールアドレスを10桁@utacに変更すれば良い.変更が完了した時点でSSOでもサインインできるようになる)
- UTokyo AccountのSSOでサインインすると10桁@utacのアカウントができてしまい,そうなっている可能性が高いことに注意.そうすると先に10桁@utacを削除しておかないとメールアドレスを変更できない.
- (追記)そのため,SSOでサインインしたことにより出現した「まっさらなアカウント」(10桁@utac)は,まっさらなままで上記「10桁@utacを消し飛ばすフォーム」を使って削除することを推奨.
10桁@utacでアカウント作成しようとする
(もしアカウントが存在しなければ)10桁@utac宛のメールはECCSクラウドメールに転送されるので,アカウントを作成できてしまう.そしてSSOでも入れるようになる(はず).結果としてはパスワードでもSSOでも入れる10桁@utacの新しいアカウントができる.
(6/1追記)4/18のアップデート以降,管理者が関連ドメイン(utac.u-tokyo.ac.jp,g.ecc.u-tokyo.ac.jp)でのサインアップをさせないようにする機能が追加されたので,現在は10桁@utacで新たにサインアップすることははできません.
10桁@g.eccでアカウントを作成しようとする
Zoomのアカウントはどんなメールアドレスでも作成できるので,普通に作成できる.ライセンスは付かない.SSOも付かない.もう切り替え作業は終わっているので,10桁@utacに勝手に変わったりもしない.
(6/1追記)4/18のアップデート以降,管理者が関連ドメイン(utac.u-tokyo.ac.jp,g.ecc.u-tokyo.ac.jp)でのサインアップをさせないようにする機能が追加されたので,現在は10桁@g.eccで新たにサインアップすることはできません.
ウェビナー
ウェビナーのメールアドレス登録はアカウントとは関係なく,単にそのメールアドレスに参加用URLが送られるだけ.これを踏まえて
- 誰かを招待する場合:10桁@utacでも10桁@g.eccでも任意@g.eccでもそれ以外のメールアドレスでも,(受け取る人がECCSクラウドメールを使える限り)メールは届くので大丈夫.
- 誰かに招待してもらう場合:自分に届くメールアドレスをなんでもいいので伝えれば良い.
自分のZoomの登録メールアドレス(=たいていは10桁@utac)を使うのが混乱しないかも.(6/1追記)特段の事情が無い限りは普段使いのメールを登録することをお勧めしているとのことです.