司会:中條
書記:金子
参加者:サポーター17名+教職員6名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
事務連絡
最近の情報更新など
最近の事例から
★印は積み残しです。
Zoom
Zoomウェビナーライセンスを申請したが、ライセンスは確実に付与されるのか。また、ライセンスが付与されていることはどこで確認できるのか。
- 追加ライセンスの申請フォーム送信後、受け取りました&調整が必要な場合は連絡いたしますといった旨の申請確認メールは届きますが、ライセンス付与を知らせる連絡は特に行なわない運用になっています。
- uteleconの「Zoomの追加ライセンス」のページには「申請後に内容を確認・変更したい場合などは,サポート窓口のメールフォームまでご連絡ください.」と書かれているので、今後も同様の問い合わせが来ることになると思います。
- 一般的な答えとしては、情報戦略チームから連絡が来なければ、原則として申請時の「ライセンス付与開始希望日」からライセンスが付与されます。ライセンスが付与されたかどうかは、「Zoomの追加ライセンス」の「利用の流れ」に記載しているので確認してください。
- 個別のライセンス付与状況については、ZendeskにてZoomグループに割り当ててもらえれば対応出来ます。
Zoomウェビナーで、複数人にスポットライトを当てる機能を使いたい。しかし、Zoom VDI 5.3.0がインストールされたシンクライアント端末から参加して試したところ、複数人にスポットライトを当てた場合、スポットライト機能が正しく機能せず、パネリストのうちカメラがONの人が全員見えてしまう。
=> シンクライアント端末にインストールされているZoomのバージョンが古いことが原因だった。しかし、シンクライアント端末のZoomのバージョンをすぐにあげることはできないため、ワークアラウンドとして、できるだけシンクライアント端末以外から接続するように案内すること、また双方向的なコミュニケーションが少ないのであればYoutubeのライブストリーミング配信でも代替できること、をお伝えした。
=> シンクライアント端末にインストールされているZoomのバージョンが古いことが原因だった。しかし、シンクライアント端末のZoomのバージョンをすぐにあげることはできないため、ワークアラウンドとして、できるだけシンクライアント端末以外から接続するように案内すること、また双方向的なコミュニケーションが少ないのであればYoutubeのライブストリーミング配信でも代替できること、をお伝えした。
- Zoomには、VDI (Virtual Desktop Infrastructure) 向けのアプリが通常のアプリとは別に存在します。シンクライアント端末(事務業務端末)にインストールされているものは、VDI向けのアプリです。
- VDI向けのアプリには今回の事例のように使える機能に制限がある場合もあるので、違和感を感じたら事務業務端末をお使いである可能性も頭に浮かべていただけると良いと思います。(今回の場合は、事務業務端末での問題だと問い合わせで明示いただいたので、まだわかりやすかったですね)
- ECCSクラウドメール限定でYouTubeのライブストリーミング配信をする方法については、「Zoomミーティング&ウェビナーをYouTubeからストリーミング配信する」に詳細な手順がまとまっているので、必要に応じてご案内してください。
- ただし、(当たり前ですが)ライブストリーミング配信の参加者は、Zoomのウェビナーで発言したりQAセッションに参加したりすることはできないので、案内の時には注意してください。
「UTokyo Zoom」のリンクにアクセスしても、「UTokyo Zoom」と表示されない
=>UTokyo Zoom以外のZoomアカウントでサインインされていたと思われる。加えて、任意@g.eccでサインアップを試みていたようだったので、今後は10桁@utacを使っていただくよう案内。
=>UTokyo Zoom以外のZoomアカウントでサインインされていたと思われる。加えて、任意@g.eccでサインアップを試みていたようだったので、今後は10桁@utacを使っていただくよう案内。
- uteleconのZoom サインイン方法等で「この手順がうまくいかないときのヘルプ」のプルダウンにて案内されている通り、UTokyo Zoomでないユーザでサインインした状態で東京大学専用のZoomのページ (https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/ ) にアクセスすると、https://zoom.us/ が表示されてしまいます。
- 一旦サインインしているアカウントからサインアウトした上で、再度アクセスするように案内してください。
ECCSクラウドメール (G Suite)
授業の履修者だけにYoutubeの動画を公開したい。
=> 「YouTubeのコンテンツを学内構成員限定で公開する」(https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/hack/youtube-utokyo-only/ ) の手順に従って設定を行うことで、動画を閲覧するときにECCSクラウドメールでのサインインが必要になる。
また、Youtubeのコンテンツを履修者に個別に共有することで、ECCSクラウドメールを持っていても、履修者以外は動画を閲覧できないように設定することもできるとお伝えした。
Youtubeのコンテンツを履修者に個別に共有する方法は、次の通り
1. ITC-LMSやUTASから学生の共通IDを取得する
2. 動画を非公開にする
3. "動画を非公開で共有する"を選択
4. "他のユーザーと共有"の欄に履修者の共通ID@g.ecc.u-tokyo.ac.jpを入力
=> 「YouTubeのコンテンツを学内構成員限定で公開する」(https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/hack/youtube-utokyo-only/ ) の手順に従って設定を行うことで、動画を閲覧するときにECCSクラウドメールでのサインインが必要になる。
また、Youtubeのコンテンツを履修者に個別に共有することで、ECCSクラウドメールを持っていても、履修者以外は動画を閲覧できないように設定することもできるとお伝えした。
Youtubeのコンテンツを履修者に個別に共有する方法は、次の通り
1. ITC-LMSやUTASから学生の共通IDを取得する
2. 動画を非公開にする
3. "動画を非公開で共有する"を選択
4. "他のユーザーと共有"の欄に履修者の共通ID@g.ecc.u-tokyo.ac.jpを入力
- YouTubeでは公開設定を「非公開」とした上で視聴を許可するユーザーを指定することで、Googleドライブ等と同様、特定のユーザーやグループのみにコンテンツを共有することができます(動画のプライバシー設定を変更する - YouTubeヘルプ)。特に、ECCSクラウドメール限定での公開も可能です。
- また、共有するユーザーを指定する際には、任意@g.ecc.u-tokyo.ac.jpのエイリアスである10桁@g.ecc.u-tokyo.ac.jpを用いることができます。(【ECCSクラウドメール】共通ID をローカルパートとするメールアドレスでの ECCS クラウドメールの利用 - ECCS広報)
- なお、履修者の共通IDはUTASやITC-LMSから取得できます。具体的な操作方法はそれぞれのマニュアルを確認してください。
Microsoft 365 (Office)
マザーボード交換歴のあるPCでofficeアプリにサインインできない(エラーコード 80090016)。
=>TPMとWAMの問題とみてMicrosoftや当該機の製造元のサポートも受けながら長期にわたり対応した結果、TPMとWAMのリセットに成功し正しくサインインできた。
=>TPMとWAMの問題とみてMicrosoftや当該機の製造元のサポートも受けながら長期にわたり対応した結果、TPMとWAMのリセットに成功し正しくサインインできた。
- チャット対応から始まって、Zendesk対応と複数回のZoom対応を経て、無事に解決までご案内できました。対応お疲れ様でした。
- これも先週のOneDriveの事例と同じで、今後は同様の事例に対応出来るように!と取り上げている訳ではありません(今回の事例はもはや対応しようがないと思います)。特に利用者の方の端末に固有の問題は対応が難しいですが、サポーターだけでなく、教職員(やマイクロソフトのサポートなど)とともに対応を検討することで解決に近づくこともあります。同時に勤務しているサポーターで対応しきれないチケットは、積極的に教職員に担当を変更してください。
- (何が起きていたのかの概略)
- このエラーコードは、パソコン本体の基盤に埋め込まれている「TPM(Trusted Platform Module)」と呼ばれるチップと、Microsoftのアクセス管理クラウドサービスである「Azure Active Directory」との間で不整合が発生したときに表示されます。今回のケースでは、TPMのリセットによってこの不整合を解消するよう試みました。
- またMicrosoft OfficeではWAM(Web Account Manager)と呼ばれる認証フレームワークが採用されており、この認証情報のキャッシュが格納されているディレクトリを削除する必要がありました。
- 対応の最終段階では、WAMのキャッシュが格納されているディレクトリを何か別のプロセスが握っているために削除がうまくいかず難儀したのですが、最終的にWindowsのセーフモードによって削除に成功しました。
- セーフモードとは、OSの起動に最低限必要なソフトウェアのみで起動させる起動方法のことです。Windowsだけでなく、macOSでも同様の機能が提供されています。ハードウェアに問題が発生している場合に役に立つことがあるので、ひとつの道具として覚えておくとよいでしょう。