司会:竹内
書記:平野
参加者:教職員7名,相談員11名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
今日の流れ
- 自己紹介(15分)
- お題「ECCS2021で印象深いトラブル」「最近はまっていること」
- 最近の情報更新など・最近の事例から(15分)
- 今後の相談員業務に関するディスカッション
- Slidoに相談員勤務に関する意見や相談、提案などを事前に記入してください
- ブレイクアウトセッション(10分)
- まとめ(15分)
- 2021年の振り返り(5分)
最近の情報更新など
- ECCS端末のMac環境でApple IDを使用する場合の注意事項
- 【ITC-LMS】 SINET6 移行に伴う ITC-LMS のサービス停止のご案内
- 福武ホール事務室・実習室の一時閉室(2022年2月7日~)について
- 2月18日まで、状況次第では延長する可能性あり
- 「システム利用説明会」開催のお知らせ
- 毎年行われている教職員向けの説明会です
最近の事例から
対象期間:2022年01月17日(月) – 2022年02月09日(水)
端末関連
pch02015 pch02018 pch02020 pch02028 pch02035 pch02052 pch02054 pch02061 電源プラグ
pch02014 Lightningケーブル
pch02035 pch02052 紫のUSBケーブル
pch02008 紫のUSBケーブル
pch02028 電源プラグ
卓上の電源プラグ: pch02024, pch02031
紫のUSBケーブル: pch02024
- きわめて頻繁に発生しています。
- 抜本的な対策が望まれるところですが、(少なくとも当面の間は)なるべく勤務開始時などに見回って挿し直すことを(引き続き)お願いします。
回答: 配線の確認に時間がかかりそうなのでひとまず電源を切り相談者には別の端末を案内した。後に配線を確かめたところマウスのUSBが別の場所に繋がっていたのが見つかり、復旧できた。
https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/meeting/2022%e5%b9%b41%e6%9c%8811%e6%97%a5/#i-can-t-operate-the-mouse に従って、確認すると、この一事例のように、KVMスイッチのKのポートにマウスのUSB端子が挿さっていることに気づき、Mのポートに繋ぎ替えたところ解決しました。
- こちらも頻出になりつつあります。
=>回収し、腕章を入れるレポートボックスに投函しておきます。
スパイラルチューブの件、ご報告ありがとうございました。
外されていた理由は不明ですが、再度巻いておきました。
=>別の挿込口に替えたところ点灯した。4つある挿込口のうち点灯しない挿込口が2つあった。
(対処法)ECCSのよくある質問集にはなかったため、「USB 抜けない 対処法」と検索し、参考になる対処法を試したものの、効果がなかった。
相談者は急いでいたので、連絡先を伝えてくれた上で帰った。
しかし相談者が帰ったあと、自分の方でも少し力を入れて引っ張ってみたところ抜くことができた。また内容も破損されていないことが確認できた。
そこで図書館に落とし物として預かっていただき、その旨を相談者に伝えた。
印刷・スキャナ関連
- 以前(ECCS2016時代)から稀に類似の現象が生じている印象があります。
アカウント関連
- 「端末異常」の項目で報告されていましたが、相談員の方自身のアカウントでログインしようとしたということでしょうか。
- 他の端末ではログインできたということでしょうか。
- Over quotaの可能性も疑ってよいかもしれません
回答:
片っ端からフォルダを開いてご自身で確認してもわからないと相談にいらっしゃいました。
調べてみたところ,ホームライブラリのLogs/DiagnosticReportsに1万以上のファイルが生成されていました。
他にもChromeが立ち上がらない問題などがあり,初期化したいということで`rm ~/.CFUserTextEncoding`をして再ログインをしました。
Chromeは立ち上がるようになり,Over Quotaの問題も解決したのですが,Logs/DiagnosticReportsをしばらく観察したところ,やはり勝手にファイルが生成されます。
ログの中身を見るとアドレスブックのアプリがエラーを吐いているようなので起動してみようと思いましたが,レインボーカーソルになって立ち上がりません。
怪しいと思ったので,インターネットアカウントはすべて削除しましたが,効果がないようです。
これ以上は相談員では対処できそうにないので,センターの方にメールで相談するようにお願いをしました。
しばらくしたらメールが届くと思うので,ご対応をよろしくお願いします。
(ユーザーを完全に初期化してもいいと思っているくらい,困っているそうです)
- Over Quotaと判断した根拠は何でしょうか。
- Over Quotaの対処法にある通り https://portal.ecc.u-tokyo.ac.jp/ にてディスク使用量を確認したのであれば、その旨を勤務報告に記載してくださると、究明の助けになります→上手な勤務報告の書き方
- ECCS2021のMac環境で発生するGoogle Chromeが立ち上がらない問題は既知であり、再起動で直る場合が多いこと、Over Quotaは一時疑われたが結局無関係のようだということが分かっている(事例:2021年6月15日・2021年6月29日・2021年7月13日・2021年10月26日・2021年11月2日・2021年11月30日)。
- 【Mac環境】個人環境の初期化の方法にある通り、
~/.CFUserTextEncoding
を削除しても「ホームディレクトリでユーザが作成したファイルは、初期化の影響を受け」ない(個人環境≒一部の設定ファイルが初期化されるだけである)ため、Over Quotaへの対処にはならないはずである。 ~/Library/Logs/DiagnosticReports
はMac上のアプリのクラッシュレポートが保存されるディレクトリのようだ(参考:カスペルスキー製品のクラッシュレポートを取得する方法(macOS)など)。rm ~/.CFUserTextEncoding
は効果があった可能性が高いが,現在も調査中.
回答: おそらく引き継がれると回答した。
- 「切れ目なく」進学する場合はUTokyo Accountが変わらないため、ECCSアカウントも引き続き使うことができる。
- 本事例の後で相談員Webサイトに「学部から大学院へ進学する学生のアカウント引き継ぎ」が作成されました(ありがとうございます)。
その他
回答: ブラウザを替えて(Chrome -> Firefox)試していただいたところ、ダウンロードにも印刷にも成功した。操作方法や印刷等の制限についてなにか注記などがあったのかもしれないが、言語的障壁からよくわからなかった。
- すべてを一つ一つ動作確認しているわけではないので一概にわからないが,ブラウザを変えてみたり,シークレットブラウジングを試すというのは悪くない.
回答: 一般の出席者は参加者一覧を見ることはできません。(ホスト・共同ホスト・パネリストからは見えます)
回答:
Chromebox本体の電源ランプはたしかに点灯していたこと、ディスプレイの電源ボタンを押しても反応がなかったことから、電源ケーブルの配線不良を疑ってケーブルを辿ったところ、床のコンセントから電源プラグが抜けていた。配線を直し、本体の電源を投入するとディスプレイが点灯することを確認した。
なおこの利用者は、持ち込み端末の外部ディスプレイとしてChromeboxのディスプレイを利用しようとしていた。持ち込み端末のUSB Type-C挿入口とディスプレイで未使用のHDMI挿入口とを接続するためのケーブルを持ち込んでおり、過去にそのような利用方法がありうる旨を案内されたという。
このような利用方法が想定されているかどうかは不明だが明示的に禁止する根拠もなかったため、もし配線を変更した場合は原状復帰するようにだけ注意喚起しておいた。
持ち込んだのがTypeCオス-HDMIオスのケーブルなので,MacMini端末のAcerディスプレイに繋げないという相談でした.AcerのHDMIポートは全部埋まっているため,このディスプレイで使うためには配線を変更しないといけないこと,配線の変更は相談員でも難しいくらい複雑なことを伝えた上で,Chromebox端末のディスプレイは背面にHDMIポートに空きがあるのに気づいたので,こちらを使えば配線を弄らなくても大丈夫そうだと案内しました.
- Mac Mini端末のディスプレイにはKVMスイッチが接続されており、KVMスイッチの持ち込み端末用HDMIポートにHDMIケーブルを挿した上でKVMスイッチを切り替えれば、持ち込み端末でディスプレイを使うことができる(それが想定された使い方である)はずなのですが……
- Chrome boxもBYODは想定をしており,HDMIをもう一本用意してありそれを使用する想定.ディスプレイ側には3つポートがあるので,さらにポートが余っている模様
今後の相談員業務に関するディスカッション
2021年の振り返り
- 緊急事態宣言等に伴ってたびたび勤務地が閉室となった
- 1/11 - 3/21 福武ホール
- 1/18 - 3/21 総合図書館
- 4/26 - 6/20 福武ホール
- 7/12 - 9/30 福武ホール
- 巡回は年間を通して2枠・4箇所となった
- 2月 ECCS2021移行に伴う閉室により勤務が順次停止
- 3月 ECCS2021稼働開始
- 3月 柏Ⅱキャンパスに情報基盤センターが移転、浅野キャンパスの情報基盤センター自習室が耐震工事のため1年間閉鎖(相談員勤務も停止)
- 4月頃 ECCS2012時代から使われていたLiDEスキャナが撤去された
- 7月 情報教育棟で熱中症対策のため夏期の座席での水分補給が認められるようになった
- 8月 電子ジャーナル・電子ブック・データベースの学外アクセスサービスとして、SSL-VPNに代わる新しいEZProxyサービスが開始された
- 9月 UTokyo Accountの多要素認証が開始された
- 10月 gmv4稼働開始
- 10月 「Google Workspace for Education(ECCSクラウドメール)の容量制限への対応について」が発表された