サポーターミーティング(2024年11月20日)

司会:飛松
説明:金子・大西・飛松
書記:金子・大西・飛松
参加者:サポーター11名

オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。

最近の事例から

Zoom

HDビデオ品質がロックされる
質問: ウェビナーをホストとして使いたいが、「HDビデオ品質」がロックされており使えない
回答: 期間と使いたい理由を添えて返信してもらった。
  • 帯域を食うので、特に必要な場合に限ってライセンスをつける運用となっています。必要な理由を聴き取りましょう。

ECCSクラウドメール (Google Workspace)

ECCSクラウドメールに不正なログイン?
質問:
ECCSクラウドメールにiPhoneからもたくさん不正ログインされた疑いがある
回答:
1. インシデント対応について
情報セキュリティインシデントの発生が疑われる場合、以下のページの手順に沿って部局窓口部署で初動対応を行うことになっている。そのため、まずは所属されている部局の窓口に連絡するように案内する。部局窓口の一覧のページも以下の通り。

情報セキュリティインシデント発生時の連絡体制について:
https://univtokyo.sharepoint.com/sites/Security/SitePages/Incident_Liaison_System.aspx
部局窓口一覧:
https://univtokyo.sharepoint.com/sites/Security/SitePages/List_of_Departmental_Contacts.aspx

2. 「お使いのデバイス」には,実際にはデバイスではなく「セッション」が表示される。
不正アクセスを疑う理由となったのは、「お使いのデバイス」に複数あることであったが、これは実際にはデバイスではなく「セッション」が表示される。なお、「セッション」とは,ウェブブラウザ,アプリ,サービスからGoogleアカウントにログインしている期間のことであり,例えばGoogleのアプリにログインし,さらにウェブブラウザからGoogleにログインした場合,2つのセッションが発生することがある。その際には「お使いのデバイス」には2つのデバイス(実際には「セッション」)が表示されると思われる。

そのため「お使いのデバイス」に多数のデバイス(「セッション」)が表示されていても,不正ログインされていない可能性がある。

  • インシデント対応についてよくまとめられている.これを機に確認したい.
  • 「お使いのデバイス」がセッションを表しているのは知らなかった.

UTOL

「登録方法切り替え更新」の操作
質問:
UTOLで聴講許可を得た科目が時間割から表示されなくなった
先日、先生に窓口からのメールを転送し、自分の氏名から検索してもらい、手続きをしてもらったが、3日後もまだUTOLには反映されていない。
時間割にも出てこず、アップロードされた資料も見えない。
回答:
①「自己登録」をしている状態の学生を「コース参加者登録」した場合にエラーとなる不具合
②「お気に入り登録」をしている学生を「担当教員登録」に変更した場合に「お気に入り登録」に戻ってしまう不具合
のいずれかが発生している可能性がある。いずれにせよ、教員による「登録方法切り替え更新」の操作が必要。
以下のページの「コース参加者の登録方法を更新する」の項を参照。学生の氏名を検索して追加する「コース参加者登録」とは異なる。
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/utol/lecturers/settings/course_participants/#update
質問: UTOLで学生を追加しようとすると、「履修者として登録済みです」と表示されて追加できない。
回答: 登録方法切り替え更新で解決。
自己登録が勝手に消える/担当教員登録が勝手に戻る
質問: UTOLの一部のコースで自己登録を行った学生が,履修確定日に登録者一覧から完全に削除されるという現象が起こった
回答: UTAS 上から連携される「お気に入り登録」や UTOLの「自己登録」に関して、履修登録期間が終了すると削除されるというのは、そのとおり。
ただし今回、コースから削除された学生が、参加者一覧にない状態になっており、またグレーアウトした状態でもなく、そもそも参加者一覧の中に存在しなくなっていたのは、「UTAS で科目をお気に入り登録した学生について,当該科目に対応する UTOL 上のコースが他のコースとグルーピングされている場合,担当教員が登録方法を「担当教員登録」に変更しても,翌朝にはお気に入り登録に戻ってしまう」という不具合による可能性がある。
  • 2つのテーマが絡み合っていた点で難しかった事例。
UTOLから登録していた授業が消えた
質問:
UTOLのみ登録を行って受講していたが、UTOLから登録された授業が消えていて、かつ再登録できない
回答: https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/notice/2024/1025-utol-rikaku
  • 履修登録期間の切り替わり時期で,旬のものですね.
UTOL課題成果物をエクセルファイルで一つのフォルダに入れたい
質問:
質問1:UTOL課題提出後の成果物のすべてのエクセルファイルを一つのフォルダに保存できるか?
質問2:エクセルファイルの保護ビューを一括解除する方法?
回答:
【質問1について】UTOLは、提出物をダウンロードするとユーザごとにフォルダ分けされる仕様。フォルダ分けされずにダウンロードできるような機能はない。全てのフォルダ内のファイルだけを取り出す方法としては、以下のページが参考になるのではないか。
Windowsの場合:
https://win10labo.info/win10-takeout-file-from-folder/
https://qiita.com/Daisuke_MMM/items/feaf2f3706a8f7ff6b49
Macの場合:
http://gijutsubu.backstage.jp/?eid=47
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10094472?sortBy=best

【質問2について】次のページが参考になるのではないか。
Windowsの場合:
https://recoverit.wondershare.jp/file-recovery/how-to-remove-protected-views-in-excel.html
ただし、すべてのファイルの保護ビューを解除することにはセキュリティ上のリスクがある。課題をダウンロードしたフォルダとサブフォルダのみ保護ビューを解除するなど、適切な範囲での利用を勧める。

  • そういう小ネタもありますね。

UTokyo Accountにおける多要素認証

電話による他要素認証_未登録の番号からの発信
質問:
多要素認証で、ログインする際に携帯電話で確認しようとしてもエラーがでて応答しても承認されない
Error Code: 500121
回答: 迷惑電話防止のために未登録の電話番号からの発信はコールまで時間がかかる設定にしていたため、タイムアウトしてしまったと考えられる。発信番号を登録してもらって解決。
  • 珍しい事例でした。

UTokyo Slack

UTokyo Slackに入れない
質問: **の科目を履修しており、授業のSlackに入りたいが、
担当教員によると自分のアカウントは招待できないとのこと。
UTokyoSlackで検索してもでてこない。
回答: 自分で選択して入る場合は`正確なワークスペース名`を記入することに注意、招待される場合は「(10桁の共通ID)@utac.u-tokyo.ac.jp」であることに注意したうえで、改めて状況を確認していただいた。
  • URLを直接叩いても参加できないことに注意

その他

Fusionのライセンスが切れる
質問: Fusionでfreeライセンスがあと10日で切れると表示された。「Your Fusion trial will expire in 10 days」
回答: ECCS端末の場合は手順通り利用しているので不具合と考えられ、ECCS端末ではなく自分のPCの場合は手順が異なるので正しいアクティベーション手順を案内。自分のPCの場合は深入りせずに公式に任せる。
  • Fusion自体は今後の問い合わせでは少ないと思うが,どこまでサポートするかの切り分けが俊逸.
MITのメールアドレスをECCSクラウドメールに転送できない
質問:
状況:新しくxxx@mit.eduのメールアドレスを取得したので、ここに送信されるメールをxxx@g.ecc.u-tokyo.ac.jpの受信ボックスで確認で切るように転送設定を行いたい
回答:
エラーメッセージ(Remote server returned '550 5.7.520 Access denied, Your organization does not allow external forwarding. Please contact your administrator for further assistance. AS(7555)')
から検索すると転送元のMIT側の問題である可能性が高いので調査を依頼。
https://support.ntt.com/office365/faq/detail/pid2300000t7q/
  • メール関連のエラーはどこに問題があるか切り分けるのが大事ですね....
  • @mit.eduのメールアドレスはMicrosoftのようですね。
  • 切られてしまったので最終的にはわかりません。
公開日
更新日
編集者
Tomoki Hirota