資料作成:坂井
書記:
参加者:サポーターn名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
最近の事例から
ウイルス対策ソフト
回答:
UTokyo Accountは個人用のMicrosoft Accountとは異なり、一部の機能が使えない仕様となっております。
Microsoft Defenderにつきましては、大学として利用保証をしておりません( https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/microsoft/#systems )。
一方で、macOSでのウイルス対策ソフトとして、Apex Oneを大学として公式に提供しています( https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/antivirus/ )。
macOSでのウイルス対策ソフトのダウンロードを希望する場合には、こちらを推奨します。
- Officeデスクトップアプリと一緒にMicrosoft Defenderもインストールされてしまうようですが、UTokyo Microsoft Licenseには含まれない製品のため利用できないようです。
- Microsoft Defenderも個人用と組織用に分かれていて、一緒にインストールされるのは個人用のため、組織アカウントであるUTokyo Accountではそもそもサインインすらできません。
回答:
入力を求められているパスワードはソフトウェアのインストール時にランダムに設定されたものです。
通常アンインストール時は入力不要になるよう設定が変更されるものですが、何らかの原因により管理サーバとの接続に問題が発生していると思われます。
専用のアンインストーラーが提供されておりますので、こちらを使用して設定やファイルが削除できるかをお試しいただけますでしょうか。
- 「専用のアンインストーラー」が必要になりますので、基本は教職員対応になります。
- 直近で対応した案件があった場合に、コモンサポーターから同じ内容を返して良いかは要確認です。
回答1: PCの再起動を試していない場合はまずお試しください。再起動しても削除できない場合は、Apex Oneのサービスがまだ動いている可能性があります。タスクマネージャーの「サービス」画面を開き、Apex Oneに関連するサービスが動作していたら、右クリックをしてサービスの停止をお試しください。
質問2: Apex Oneをアンインストールできたが、タスクバーのWindowsセキュリティに「処置をお勧めします」と表示されていて、これも消したい。
回答2: WindowsセキュリティはWindowsの標準のセキュリティソフトです。Apex Oneとの併用はできませんが、新しいApex Oneをインストールする際に、Windowsセキュリティの機能を切るように自動で設定または案内されると考えられます。新しいApex Oneをインストールするまでの何もウイルス対策ソフトがない間は、「処置をお勧めします」の内容に従ってWindows セキュリティをご利用いただくことをお勧めします。
質問3: 新しいApex Oneをインストールできたが、Windowsセキュリティの「セキュリティの概要」に「アプリとブラウザーコントロール」を有効にするか無視するかと表示されているのは、どちらを選択すればよいか。
回答3: 「アプリとブラウザーコントロール」をオンにしても、2つのセキュリティソフトで競合などの問題が生じる場合には、再びWindowsセキュリティの画面で対応できますので、有効にしていただいて問題ないと考えられます。
- Apex OneのサービスがWindowsで起動したままであることが原因であると見抜いて、アンインストールを完了できたようです。
- 難題を上手くチャットで解決できた秘訣は、何でしょうか?
- 回答2, 3は回答内容の共有のために引きました。
対応: インストールは完了していて、この状態でApex Oneアプリを開くと「セキュリティ権限が必要」と表示される。手順書に従って手動で権限のセットアップをしていただき、Apex Oneの再起動を行うとApex Oneアプリが手順書通りの表示に戻った。
- アプリが起動できる段階までインストールは終わっていたようで、インストーラに従って進める権限のセットアップを手動で行うことにより復旧できたようです。
- 難題を上手くチャットで解決できた秘訣は、手順書をよく読んだことでしょうか?
Windows
回答1: お使いのPCの時刻が正しくない場合に、そちらのエラーコードが表示される場合があります(参考 https://learn.microsoft.com/ja-jp/surface-hub/troubleshoot-teams-sign-in-surface-hub )。
お使いのPCに表示されている時刻は正しい時刻となっておりますでしょうか。
質問2: 時刻は間違っていない。再度サインインを試みたが、エラーコード135011が表示された。
回答2: ライセンス認証でエラーが起きていると考えられます。全てのOfficeアプリから一旦サインアウトし、再びサインインをお試しいただくか、「Microsoft サポート/回復アシスタント」( https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/troubleshoot/activation/reset-office-365-proplus-activation-state )をお使いいただいて、ライセンス認証の状態をリセットしていただくことで解決する可能性が高いと考えられます。
質問3: 「Microsoft サポート/回復アシスタント」のUIバージョンをダウンロードして実行したが、途中でサインインを求められて同様にエラーコード135011が表示された。
回答3: エラーコード135011は、Microsoftのシステムにお使いのデバイスが無効化された状態で登録されていることにより発生するものです。前任者の方のアカウントで無効化処理が行われている可能性がございます。設定アプリの「職場または学校へのアクセス」の画面に、UTokyo Account が表示されていて切断できる場合は、切断していただくと問題が解決する可能性があります。
質問4: 前任者のアカウント情報の切断を行ったが、その後も同様にエラーコード135011が表示された。
回答4: 切断しても問題が解決しない場合には、Windowsで前任者のユーザーアカウントを削除し、その後改めて後任者のユーザーアカウントを作成いただけますでしょうか。前任者のユーザーアカウントを使っている状況では、お問い合わせいただいた状況が発生すると考えられます。
- 大学で購入したPCの場合、前任者が使っていたPCを引き継いで使用することは、ままあることでしょう。その場合、Windowsの「ユーザーアカウント」を新しくしないとトラブルが起こり得ます。1件目はOfficeのライセンス認証に失敗するトラブルです。
- 関連: https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/meeting/2023%E5%B9%B47%E6%9C%886%E6%97%A5/#error-code-135011-device-has-been-disabled
- デバイスの無効化はデバイスの紛失時などに使われる機能で、前任者がデバイスの無効化をしてしまったため、後任者がサインインするとエラーコード135011, CAA20003が発生してしまいました。
- 上記リンク先の過去事例では「本人確認をしたうえで管理者に問い合わせて再有効化してもらう。」と書いてありますが、前任者の本人確認は難しいので、ユーザーアカウントを新規作成してもらう対応となりました。
回答1: 現在のMicrosoftアカウントからサインアウト🤔( https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/346925bb-024c-cd86-7a53-9066242a9ed3 )した後、Windowsの設定からMicrosoftアカウントにサインイン( https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/395203bf-9f1b-eb24-b042-5b8dae6c1d20 )できるはずです。
質問2: このページに従って、設定アプリ→アカウント→ユーザー情報→アカウント(自分のアカウントを管理)→Microsoftサインイン、をして自分のMicrosoftアカウントにサインインする所までは出来た。しかし、ユーザー情報を確認すると名前の下に表示されるMicrosoftアカウントのメールアドレスが前使用者のままであり、PC起動時のパスワードも前使用者のものしか有効でない。
回答2: ローカルアカウントからご自身のMicrosoftアカウントでのサインインに切り替えたにもかかわらず、前使用者のMicrosoftアカウントが表示されてしまう原因を特定するため、もう一度ローカルアカウントに切り替え後、ご自身のMicrosoftアカウントでサインインしていただけないでしょうか。
~翌日~
質問3: 昨日相談した件で、前使用者のパスワードでしかWindows PCにサインインできない問題が解決しなかった。
回答3: 事務業務端末でしたらユーザー名を共通ID(10桁の数字)、パスワードをUTokyo Accountのパスワードとすることでご利用が可能です。事務業務端末でない場合は、こちらでの対応はできかねますので、ご所属の部署の情報システム担当にお問い合わせください。
- 2件目はWindowsのパスワードが変更できないトラブルです。
- Windowsのユーザーアカウントは「ローカルアカウント」と「Microsoftアカウント」(他にActive Directoryアカウント)があります。「Microsoftアカウント」のパスワードはMicrosoftのサーバに保存されているものですが、「ローカルアカウント」に切り替えることでPCローカルのものを設定できるはずです(回答1後半・回答2)。しかし、上手くいかなかったようです(質問3)。
- Windowsからサインアウトするのと「ローカルアカウント」に切り替えることは別ですのでご注意ください(回答1前半)。
- ユーザーアカウントを新規作成してもらうしかなかった……のかもしれません。
OneDrive
回答:
結論から申しますと、個人名を表示させずにフォルダを共有することは可能です。
そのためには、Microsoft Teamsにおいて、共有したい相手をメンバーとする“チーム”を作成していただき、そこでフォルダの共有をしていただく必要がございます。
詳細につきましては、 https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/microsoft/#teams の「Teams管理者マニュアル」および「Teamsチーム リファレンス」をご覧ください。
“チーム”機能を用いることで、実際は個人のOneDriveに保存しつつ、フォルダには個人名を入れずに共有することができます。
- 学生は使えないのでよく分かりませんが、TeamsのチームはSlackのワークスペースに、TeamsのチャンネルはSlackのチャンネルに相当するもので、TeamsのチャンネルごとにOneDrive (SharePoint)のフォルダが作られて、Googleの共有ドライブのように使える、ということだろうと思います。
回答1: OneDrive(Web版)の右上の設定を開き、「他のユーザーがファイルリクエストにファイルをアップロードしたときのメール通知」にチェックが入っているかご確認ください。
質問2: ファイル要求リンクに有効期限はあるか。2か月後に利用するファイル要求リンクを今作成して問題ないか。
回答2:
東大のOneDriveではファイル要求リンクも含めまして、共有リンクの有効期限は最長2ヶ月(60日)です。この有効期限は共有リンクにあり、ファイルにはございません。
期間の延長をしなければ60日を過ぎるとファイル要求リンクを介したファイルのアップロードができなくなりますが、ファイルが消えることはありません。
フォルダ作成は今行っていただいて問題ないものの、ファイル要求リンクの作成は時期を見て行っていただく方が良いと思われます。
質問3: アップロードファイルを受け取ったフォルダを他の職員と共有したい場合は、フォルダの共有をすればよいか。
回答3: その通りです。
- 関連事例: OneDriveでの通知メール
- OneDriveの共有リンクの仕様について でも扱いましたが、OneDriveでは同じファイル・フォルダに対して、共有範囲や有効期限の異なる複数の共有リンクを発行できます。リンクでファイルの要求をしつつ、リンクでファイルの共有も行える訳ですね。
回答1: (省略)
質問2: ではファイルをアップロードしたとき、ファイルをアップロードした本人にメールで通知が行くようにしたいが、可能か。
回答2: 「関係者全体への通知を送る」にはPower Automateを使用する方法があるようですが、「アップロードした本人へ通知を送る」方法は確認できませんでした。
- チャットログを見返したところ「他のユーザーがファイルリクエストにファイルをアップロードしたときのメール通知」は、アップロードした人がUTokyo Accountにサインインしているかしていないかで挙動が変わるのだろうか、という結論になっていましたが、そうなのでしょうか? 起票していたら何か分かった可能性が無きにしも非ずですが……。
回答1: Microsoft Formsにそのような機能はありませんが、Power Automateというフローの設定を別途行えば可能です。公式の案内ではありませんが、 https:// blog.jbs.co.jp/entry/2023/09/22/145212 などが参考になります。お使いいただいて問題が発生しましても、高度なレベルの運用となりますので、チャットで即時回答することが難しいことをご了承ください。
質問2: Power Automateは、学内のPCで使用してもよいか。
回答2: 特に問題ございません。ただ念のため説明しますと、Power AutomateはPC上で動作するアプリではなく、クラウド上で稼働するアプリです。
質問3: Microsoft Formsは、東京大学のアカウントで作成したものを学外の人にも回答してもらえるか。
回答3: フォーム作成時に回答できる権限を設定できます。 https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/0cff-492d-884d-a1dee909e845
質問4: 離職後のFormはどうなるのか。
回答4: GoogleやOneDrive🤔などのデータをバックアップする方法についてはこちらのページをご確認ください。 https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/systems/leave/backup#onedrive
- 直上の事例とこの事例では「Power Automateで出来るらしいですよ」と紹介していますが、Power Automate(やGoogle Apps Script)の利用について、起票して教職員対応へ回しても良いですか? そもそも、学内でサポートできるところはあるのでしょうか?
- 5/29のミーティング資料によるとFormsやPower AutomateはOneDriveのファイルにならないので、**後の**希望の場合も対応が難しいと書かれています。GoogleフォームはGoogleドライブのファイルになるので、共有ドライブで作成したものは引き継げるのですが。